386 :鬼女日記 2018/02/09(金) 22:53:12 ID:jbq
趣味関係で知り合ったOさんは40代の自立した独身女性だった。
ある食事会で、Oさんが結婚を望んでいることがわかり、周りが
「じゃあ紹介するよ!」となった。Oさんは、
「自分はこの歳だし高望みはしない、バツイチ子ありもむしろ歓迎」
と言ってた。実際にOさんには三人ほどの男性が紹介されたんだけど、
そのどれもが「50代・不定職・要介護者あり・田舎の実家同居」案件。
Oさんは無表情で全部断ってた。
紹介した人たちはOさんと同年代か少し年上の既婚男女だったけど、
「そうだよね、ごめんね、他にいなくて…念のため…」と謝ってた。

私はその時20代後半になったところだったんだけど、それを見て
なぜか猛烈に恐怖と焦りを覚えて「大変だ、早く結婚しないと…!」
と、即婚活を開始してそれから一年ほどで結婚した。
当時の私に結婚願望はなかったけど、結果的に旦那に出会えたし
衝撃を与えてくれたOさんには密かに感謝している。

今にして思えば、そんな男性しか紹介してもらえなかったのは
Oさんにも原因があるし、必ずしも年齢のせいだけじゃないってわかる。
私の友人は40代で素晴らしい相手を紹介されて結婚してるし。
Oさんは物事や状況、人の気持ちをなんでも少しだけ悪く受け取って、
それに負けずに健気に頑張る自分を演出するのが好きな人だった。
誰かに迷惑かけたりはしないけど、一緒にいるとなんとなく気が滅入る
ようなところがあった。ありもしない苦境を作ると言うか。

自分がおばちゃんになった今でも、Oさんに紹介された男性たちの図は
衝撃体験として心に強く残っていて、時々夢に見る。
388 :鬼女日記 2018/02/10(土) 19:15:17 ID:zPR
>>386
夢に見るってよっぽどだったんだねぇ
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