924 :鬼女日記 2014/12/16(火) 14:52:34 ID:UqT
東京の取引先の人の葬儀に父が行くことになった1982年の冬。
福岡に住んでても大々的に報道されていたホテルの火事を見て「ちょっとここも見てくるかな」なんて言ってた父が朝一かどうかは知らないけど朝早い便に乗って東京に行った。
普通に学校に行って、二限目が始まるかどうかぐらいの時に先生が「福岡から東京に行った飛行機が墜ちたぞ!」って叫んで「え?お父さんタヒんだの?」って内心思ったら顔面が蒼白になってた。
先生に「顔白いけどどうした?」って言われたから正直に「お父さんが乗ってるかも・・・」って言ったら教室中大騒ぎ。やはり弟のクラスでも同じことが起きており、兄弟揃って私のクラスの先生の車で家に帰らせてもらった。
葬式の遺族の人から電話がかかってきたりして一時間ぐらいたった時に父からの電話。
空港に居たら呼び出されて大阪の取引先から外せない仕事の電話がかかってきて急遽大阪に向かい、今から新幹線で東京に行くぞっていう電話だった。
電話を聞いた母号泣。私も声を聞いた瞬間に泣いてしまった。父は事情を知らずに「なんかあったのか」って聞いてきて「羽田に福岡からの飛行機が墜ちた」って母が言ったら父が無言になった。知らなかったらしい。
次の日に父がやっぱり怖くなったのか新幹線と鈍行で帰ってきて再会できた時にはみんな泣いてた。
先週実家に行ったら「あの時は鈍行で帰ってきたから家計も修羅場だったわよ~」って母が言ってたので思い出しカキコ。
928 :鬼女日記 2014/12/16(火) 17:55:13 ID:23W
>>924
ググってみたら、羽田沖の逆噴射事故だったんだね…お父さんご無事で何よりでした。
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