長編

    757 :鬼女日記 2017/04/20(木) 18:31:16 ID:i7C
    話半分で聞いてほしい。
    古文書から起こすので恣意的な表現とフェイクを混ぜるけども、途中おかしいところもあるかもしれない。
    ※前提はだいぶ長い。

    うちは古くは豪商の家系で、ある宿場町に本拠を構えて茶屋・道具屋・金貸しや骨董など
    様々な業態に手を広げて地域でちっちゃい財閥グループみたいなことをやってた。

    ある年、骨董店の方に木像が流れてきた。
    2尺3寸(70cm弱)あるその木像を、見回りで来ていたご先祖(以下、権兵衛)が気に入り、自宅で引き取って寝室に安置。
    それから数日後、権兵衛の夢に木像が出て来て、寝室を抜け出し居間の囲炉裏で火にあたるようになった。
    もちろん目が覚めると木像は寝室の定位置にあるのだが、
    二、三日続けて寝室を抜け出し囲炉裏に向かう木像の夢を見た。
    これはということで、権兵衛は居間の一角に小上がりを作ってそこに木像を移した。

    すると今度はその木像が居間からやってきて、寝室の権兵衛を囲炉裏に誘ってくる夢を見るようになった。
    その夢を数日続けて見たので権兵衛は根負けし、居間で寝る事にした。
    翌朝、その地域を大地震が襲った。
    自宅は潰れ妻子と使用人が下敷きになったが、木像とすぐそばで眠っていた権兵衛だけはなんとか助かった。

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