不思議な話

    224 :鬼女日記 2014/05/05(月) 18:54:57 ID:RDMfh7rnJ
    別に怖かないが、田舎の姉ちゃんの話
    父方の郷里が島根でガキの頃は毎夏冬に通ってた
    平屋だけどとにかく広い家で一日中探検するのに全部は回りきれてない感覚があった(錯覚なんだろうけど)
    ある日、本当に見覚えのない長い廊下に出て、進んでいくと木製の格子に囲まれた部屋に辿り着いた
    今ならあれが座敷牢と呼ばれるものだと分かるが、当時ガキだった俺には分からず恐れもせずに近寄って行った

    そこで出会ったのが「田舎の姉ちゃん」
    とても綺麗な人で、花魁みたいな大袈裟な和服を着てた
    俺は「わや」と呼ばれて、色んな面白い話を聞かせてもらい、すぐに懐いた

    山に川に原っぱに変な遺跡群に、とガキの興味をひくものは山ほどあったのに
    家から出なくなった俺を怪しんだ親父に何かあったのか聞かれたが、何となく黙ってた

    521 :鬼女日記 2016/01/04(月) 22:06:38 ID:Arq
    小さい頃、今では大分マシにはなったものの、自分は喘息を患っていて夜中に病院に連れて行かれる事も多かった。
    よく発作を起こすもんで、行きつけの小児科でガラス製の吸引器で吸引させられてた。
    ある日、その日は発作は出てはいないものの、日課となった吸引のために病院に行っていたんだが、
    その時は病院が混んでいたみたいで、T字路状の廊下の突き当たりに置いてある長椅子に母親と一緒に座って待っていた。

    左手には受付、正面の通路の先には処置室、右手には5メートル先に両開きの鉄の扉があって、
    その扉の前に、細いステンレス製の支柱に黒いプラスチックの板が付けられた看板が立っていた。
    (その看板のプラ板の部分には紙が貼ってあって、立ち入り禁止的な事が書いてあったと思う)

    しばらく長椅子に座って待っていたんだが、何となーく右手を見てみると、んっ?と思った。
    なんとその看板が燃えていた。
    普通なら建物の中で物が燃えているならそれだけで大騒ぎになるし、まだ誰も気づいていないにしても、
    テレビの16Vぐらいの大きさの板が燃えていれば、異臭なり大量の煙が発生して、誰かが異常に気付くはずだ。

    しかし、誰かが駆けつけてくる気配はないし、そもそもそのT字路の廊下はそこそこ看護婦が通ったりするのに、
    誰も異変に気付いていない様子で、それどころか隣に座っている母親すら、その炎に気づいていないみたいだった。
    そのT字路を歩けば必ず看板は視界に入るような場所に置いてあるのに、誰も炎の事を気にも留めていなかった。

    このまま放置していれば火が燃え移り、取り返しのつかない事になるのではないのか、と思ったが、何かがおかしい。
    その炎から煙が出ていない。それどころかパチパチと燃える音すら聞こえない。
    看板の板をまるまる包み込む程の大きさの炎なのに、周辺の壁が焦げてすらいない。

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