287 :鬼女日記 2017/02/17(金) 14:48:41 ID:ShgNgmGq.net
親戚の子供の話。
その親戚は母子家庭で中学三年の男子の一人っ子。この男子をB君とする。
B君は基本的に物静かな性格。しかし部活はガチガチの体育会系。試合の時などは闘争心丸出しで頑張るという、静と動の切換がある。
さらに言うと勉強は嫌いだが頭の回転は速い。ニュースなどもよく見ており、世界情勢の話題なんかでも大人と遜色ないくらいに話せる。

そんなB君が三年の夏休みの前日、教室で友達としゃべっていると後ろから消しゴムをちぎっては投げてくる馬鹿がいた。こいつをCとする。
B君ははじめ無視していたが、しつこく投げてくるCに止めるよう言うが止めない。
頭にきたB君はCの手を払いのけたが、その拍子に持っていた消しゴムが飛んでいった。普段B君は逆らったりすることがなかったので、Cはたったそれだけで逆上しB君に殴りかかった。
その所為でB君の右目は大きく腫れ上がり、眼球の毛細血管が切れ白目の部分が赤く染まった。病院で診察をうけた結果、しばらく激しい運動は控えるようにとなった。

間の悪いことに夏休みに入ってすぐ、三年間頑張ってきた部活の試合があった。B君は怪我のため出場できないことが確定した。
B君の悔しさたるや計り知れず、友達が遊びの誘いに来るも家に籠もる日々だった。

Cの暴挙から5日くらい後、学校からCの親御さんが謝罪に伺いたいと連絡があり、担任、C本人と母親の三人が自宅に訪れた。
B君は部屋に籠もっており、母が相手をしていたがCの担任が直接謝罪がしたと言い、B君はしぶしぶその場に出た。

続く