135 :鬼女日記 2012/03/06(火) 11:18:05 O
流れぶたぎります。

小学校の卒業アルバムの写真撮影での修羅場。
その写真は一人ずつ何かお気に入りのものと一緒に撮るものだったんだけど、
私は何をもっていくかなかなか決められずにいた。
当時、漫画家が夢のオタクっ子だったから、漫画関係がいいとだけ思ってた。
それが当日の朝、手持ちの漫画を持っていくより、自分で漫画の絵を描こうとふと思いついた。
もともと早起きだから、朝でも時間はあって、登校前の1時間くらいかけて絵を描いた。
目指せ漫画家と描いた下手な絵(笑)。今思うと少し黒歴史。
これが母親の逆鱗に 触れた。
「自分で描いた漫画なんて!みっともない!みっともない!」
って泣きながら怒鳴られた。
仕方ないから描いた絵は捨てて、手ぶらで登校した。

学校へつくと、クラスの皆はそれぞれお気に入りのものを持ってきてて、どんな写真にするかで盛り上がってた。
私も何を持ってきたか訊かれたが、母親に叱られた事は言いたくなくて、適当に誤魔化した。
けど、朝のHR、手ぶらで半泣きの私は相当目立ったらしく、担任から呼び出されて事情をきかれた。
ありのままを話すと担任は家に電話をいれて母親の許可をとり、
写真を撮る順番を最後にして、私が絵を描く時間を作ってくれた。
どうも担任は、何か母親に相当キツく言ったみたいで、帰宅すると母は泣き顔だったけど
そのおかげで、私は卒業アルバムに満面の笑みで載ることが出来た。