77 :鬼女日記 2015/06/21(日) 13:05:47 ID:E8H
父の日で思い出す神経判らん思い出
ダラダラと長文ですまん

小学校からの幼馴染みのAの話
家が近所だったのもあり、ガキの頃はよくお互いの家に遊びに行った
休日にAの家に行くとご両親が揃ってたりする訳だけど、これが漫画かドラマにでも出てきそうなラブラブ夫婦だった
お互いを「○○ちゃん」とか呼び合ってべったりくっついて座ってたり、楽しそうにおしゃべりしながら一緒に庭仕事してたりする
うちは糞親父が浮氣繰り返して常に家庭内冷戦状態(後に両親離婚)だったから正直うらやましかった

その後Aとは高校が別になり、お互い他の事も忙しくなって会うことも減っていった
そして俺もAも成人を迎えてすぐ、Aの親父さんが急タヒした。まだ四十代の若さだった
通夜には顔を出したが、ラブラブだった旦那を亡くしたAのお袋さんはかなり憔悴状態
葬式終わったら後追いするんじゃないかって心配になるくらいだった
それをきっかけにAとの付き合いが復活、たまに会うようになった
A自身も親父さん亡くなってかなり落ち込んでたが、それよりやっぱりお袋さんの事が心配らしく
外に出かけたがらない、ずっと親父さんの遺品見て泣いてる、とか色々言うので
俺も俺なりに話を聞いたりアドバイスしたりしてた

そのまま年月が経ちお互い就職したり俺は結婚したり色々あった訳だが
段々とAの発言の質が変わって来た

A「最近母さん趣味のサークル入ってさ、来月頭、そこの友達と旅行行くんだとよ」
俺はお袋さんがようやく前向きになったという話かと思い
俺「へー、いいじゃん」
と応じたら
A「よくねーよ。旅行中に父さんの月命日があるんだぞ。これまでずっと欠かさず親父の好物作って食卓に上げる日だったのに」
A「どうすんだよって聞いたら『旅行から帰って来てからやる』って」
A「なんか最近の母さん、父さんの事適当にしてる気がする」
ちなみに、この時点でA親父さん亡くなって5、6年経ってた
俺「いつまでも引きずるのもしんどいし、引きこもって泣いてるよりいいじゃん」
と言ったんだが、なんか不満顔された