42 :鬼女日記 2016/01/14(木) 11:27:37 ID:Hspu2fLu.net
昔の職場の課長が無理難題を押し付けて来るときの口癖が
「何か問題あるんか?これやったら誰かタヒぬんか?」だった。それで誰も言い返せず
2徹とか3徹とか普通にやらされてた。今思うと一般的な社員の3倍は仕事をこなしていたと思う。
時代はバブルだったからぜんぶ残業代は出たので、入社4年目の俺でもピーク時の
手取りは100万近かった。いろいろとおかしな時代だった。

その後、バブルが弾け、残業代もロクに出なくなり、古い社員から首を切られるようになり
会社のエース部署だったうちの職場にもリストラの手が迫ってきたが、部下を守ったのがその課長。
人事のクソ部長が直々に乗り込んできて、皆に聞こえるように「会社も大変なんだから、
無能な人には新しい人生を歩んでもらえ」などと言ってたが課長は頑として
「うちの課に無能な人間など一人もいない」と突っぱねていた。

そんな日々が数ヶ月続いたある日、部長の奴がブチ切れて課長の口癖を真似て揶揄した。
「何か問題あるんか?これやったら誰かタヒぬんか?」と。
すると課長が立ち上がり、「俺がタヒぬんや」と窓を開けていきなり飛び降りた。
顔面蒼白で倒れ込む部長。「課長!!!!」と窓に駆け寄る社員たち。

窓の下には課長のタヒ体、ではなくすぐ下のベランダでピースサインしてる課長
(下にベランダがあることを知らないことを部長が知らないことを知ってた課長)。
課長の「泣け」のジェスチャーに応じて「課長ぉぉぉ!!!!!!」と号泣する俺達。
腰を抜かしたままガタガタ震える部長。

おもしろかったなー。結局4人ほどリストラされたけど、課長も辞めていった。