498 :鬼女日記 2012/06/03(日) 10:48:18 0
朝、駅で車を降りるときまでは嵌めていた婚約指輪が
彼と待ち合わせしてご飯を食べてる時に指に無いことに気づいた
誇張とかでなく、本当にゾッと背筋が冷えた
地元の駅までは新幹線の距離

その日は結婚式の打ち合わせだったんだけど
駅の駐車場の管理会社とか、警察とかにも電話したけど「落とし物の届け出はありません」と言われ
絶望した気持ちになりながら、プランナーさんの説明を聞いてた

プランナーさんも婚約者も、自分の様子が明らかにおかしいと思ったのか
「どうしたの?体調悪いの?」と聞いてきたけど
それすら耳に入らないくらいだった
本当のことなんて言えないし

トイレで泣きながら宝石店に電話したら
「彼はまだ知らないんでしょ?
深呼吸して、まずは落ち着いて。
車なら座席の下とかタイヤの周辺をよく探して下さい。
どうしても無いなら教えて下さいね。型は残ってるし、通常は4週間かかるけど、大急ぎで頼んでみるから」
店長さんが優しすぎて、号泣した

泣き腫らした目を怪しまれながら何とか打ち合わせを終えて、
彼に「大事な用事があるから、ごめんね」と言い残して大急ぎで帰った
駐車場で夜中に懐中電灯持って車の周辺を這いずり回ったけど、無くて
フラフラしながらドアを開けたら
座席の足元に落ちてた!
「あったーーー!!!!」って叫んでしまった…
あのときの、体から何か重いものがパーッと落ちていく気持ちは一生忘れられないと思う

もう借金してでも自分で作り変えなきゃと覚悟したあのときが一番修羅場でした
長文ですいません、今週末結婚式を挙げます