334 :鬼女日記 2016/09/09(金) 01:31:53 ID:6xImRD2f0.net
小学生の時、私の同級生と近所に住む年下のイトコと自転車で15分くらいのところにある
〇〇センターへ遊びに行った。センターの2階は週1で書道教室を開いたり、年1くらいで
立派な人を招いて講演会を行う場所。1階は管理事務所とトイレと体育館。地元の人が夜、
ママさんバレーやったり、バスケの試合に使ったり、週1で空手道場とかやってた。
中には入らず、外で追いかけっこみたいな感じでふざけてた。
暫くしてイトコが急に頭を抱えて苦しみだし、「物凄く・・・頭が痛い・・・」と言って
座り込んで泣き始めた。生憎、遊びのメンバーは全員、1円も持ってなくて
管理事務局の責任者のジジイところへ行って「すいませんイトコが苦しんで・・
(事務所の電話)貸してください!!」と懇願したのだが「ダメッ!、ここはそういう
ことに使う電話ではないのっ」と取り合ってくれない。私は「じゃあ、10円貸してください、
公衆電話からイトコの母親を呼ぶので、10円は必ず返します」と泣きそうになって
頼んだのだが「貸さない!!」の一点張り。苦しんでるイトコをしかめっ面でジジイは眺めてた。
咄嗟に私は道路を通りかかった車の前に飛び出て、訳を話すと快く10円を差し出してくれた。
その10円で公衆電話からイトコのお母さんに電話すると車で飛んで迎えにきた。
翌日、初潮を迎えたことが分かってホッとしたのだが、管理事務局の責任者の
ジジイのことは許せなかった。(続く)